ARG (自動ロボットガイダンス) は、締結および穴あけ作業に特化して設計されたマシンビジョン(産業機器用画像認識技術) システムで、断続的な生産ライン(Stop & Go方式) におけるロボットガイダンスの精度を新たな水準へと引き上げます。 エンドエフェクタの位置ずれ補正(アライメントリカバリー) を確実に行うことで、締結・穴あけ工程の高精度化と安定稼働を実現する、使いやすい次世代型ソリューションです。
生産ラインにおける部品の繰り返し精度と位置決めの課題に対応することで、安定した自動化と高精度な作業を実現します。
3Dマシンビジョン(産業機器用画像認識技術)を活用し、締結・穴あけポイントを正確に検出。ボルトや穴との自動位置合わせにより、ロボットによる高精度な作業を実現します。
高価で複雑、かつ柔軟性に欠ける従来の仕組みを必要としない、スマートな自動化を実現します。
セットアップ・操作・保守が簡単なツールにより、現場での高い導入率を実現します。
ARG(自動ロボットガイダンス) 紹介動画
デソーターの統合ソリューション
4つの主要コンポーネントで構成されたオールインワンキット
カメラ
小型カメラがアプリケーション近傍で高精細な3D画像を取得し、作業工程の最適化をサポートします。
プロセッサー
GPUベースのコンピューターがARGソフトウェアを実行し、AIモデルを用いて3D画像を解析します。
照明デバイス
明るさが不足している組立作業環境でも対応可能な、全モデルに共通なデバイスです。
ソフトウェア
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)により、多くのアプリケーションでお客様自身による操作・管理が可能です。一部の高度なアプリケーションには、併せて提供されるローコードソフトウェアの活用が必要となる場合があります。
カメラ
小型カメラがアプリケーション近傍で高精細な3D画像を取得し、作業工程の最適化をサポートします。
照明デバイス
明るさが不足している組立作業環境でも対応可能な、全モデルに共通なデバイスです。
プロセッサー
GPUベースのコンピューターがARGソフトウェアを実行し、AIモデルを用いて3D画像を解析します。
ソフトウェア
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)により、多くのアプリケーションでお客様自身による操作・管理が可能です。一部の高度なアプリケーションには、併せて提供されるローコードソフトウェアの活用が必要となる場合があります。
繰り返し位置が一定でない締結・穴あけポイントにも対応可能な設計。
海外工場にも対応組立用位置決めシステム
アセンブリを搬送する車両やコンベアが各ステーションで正確な位置に停止しない場合でも、柔軟に対応できます。
主な特長
3D マシンビジョン(産業機器用3D画像認識技術)
奥行きを高精度に検出
高速バッチ検出
1回の画像取得で数十個の穴を検出
1秒以下
締付位置と穴開け位置の座標処理および送信時間
ロボット対応
産業用ロボットおよび協働ロボットに対応
より小型で、より広い視野の画像認識を実現するデバイス
- 超小型・軽量カメラをツールに直接取り付け可能
- GPUとAIベースの解析ソフトウェアにより、高精度なパフォーマンスを確保
- 穴や事前に取り付けられたネジなど、さまざまな特徴を検出可能
業界ニーズに応える3Dマシンビジョン(産業機器用3D画像認識技術)
- コンパクトで高精度な非従来型カメラを採用
- 高精度な深度検出を可能にするVCSEL(垂直共振器面発光レーザー)技術を搭載
まずはご相談ください。
ARG(自動ロボットガイダンス)をお客様の組立ラインにどのように統合できるか、一緒に検討してみませんか?
パフォーマンスを追求した専用デバイス
- バッチ検出機能:1回の撮影で、対象領域内の穴やボルト頭部を同時に検出
- 高精度な位置決め:全検出ポイントが許容誤差内に収まる、極めてシャープな精度
- 生産性と品質の両立を実現する、次世代の3Dマシンビジョンソリューション
革新的なAIベースのツール
- 多様な利用シーンに対応するAIモデルにより、画像を高精度に解析
- 部品設計の変更や複数ラインへの展開も容易な、拡張性に優れたシステム
- 事前学習済みのAIモデルを活用し、用途に応じた柔軟な運用が可能
プログラミング工数を大幅に削減
- 断続的に動作する生産ラインにおいて、オペレーター自身が簡単に設定できる拡張性の高いツール
- 設置・設定・保守が容易で、ユーザー主体の運用を実現
ARG(自動ロボットガイダンス)に関するその他の質問
3Dマシンビジョンシステムはロボットの性能をどのように向上させますか?
高精度な3D空間データを提供することで、ロボットのエンドエフェクタ(ツール先端)の位置決め精度を大幅に向上させます。これにより、部品の位置が毎回異なる場合でも、正確な締結・穴あけ作業が可能になります。また、再プログラミングなしで多様な作業に対応できるため、協働ロボットの柔軟性も高まります。
3Dマシンビジョンシステムの主な用途は何ですか?
3Dマシンビジョンシステムは、締結や穴あけなどの組立工程において、部品の位置が一定でない場合でもロボットによる正確な作業を可能にするために設計されています。特に断続的な動作を伴う生産ラインにおいて、位置ずれの補正が必要な場面で活躍します。
協働ロボットに3Dマシンビジョンシステムを導入するメリットは?
3Dマシンビジョンシステムの導入により、協働ロボットは複雑な位置補正を自動で行えるようになり、作業精度と生産性が向上します。また、柔軟な運用が可能になるため、プログラミングを行うことなく、ライン変更や製品バリエーションにも迅速に対応できます。
ARGの3Dマシンビジョンシステムはどのようにロボットと統合されますか?
統合には、カメラの取り付け、ロボット座標系へのキャリブレーション、そして画像データの解析と動作指示を行うソフトウェアの設定が含まれます。ARGでは、VCSEL技術を用いた高精度な深度検出と、AIベースの解析ソフトウェアにより、これらの工程を効率的に実現します。
ロボット用3Dマシンビジョンシステムを選定する際のポイントは?
精度と処理速度、既存のロボットとの互換性、作業の複雑さ、照明条件への対応力が重要です。また、導入コストや統合のしやすさも考慮すべき要素です。ARGはこれらの課題に対応するため、柔軟性・拡張性・ユーザー主体の運用を重視して設計されています。
ロボット工学における3Dマシンビジョンとは何ですか?
ロボット工学における3Dマシンビジョンとは、対象物の立体的な形状や位置を認識する技術です。ARGでは、VCSEL技術を活用したカメラにより、部品の穴やボルト頭部などの特徴を高精度に検出し、ロボットの動作を最適化します。